名古屋市内の2物件で撮影を行い、移動の多い一日でした。
物件・不動産撮影は「玄彩舎」で扱っているような建築撮影とはまた異なる判断や視点が求められます。
同じ「空間を撮る」仕事でも、目的が違えば撮り方も変わります。
建築写真が設計意図や構造美を正確に伝えることを重視するのに対し、物件撮影では「買い手の目線」に寄せることが大切です。
部屋の広さや明るさ、生活のイメージをどう引き出すか。そのため、使用する機材やカメラ位置、高さの選択、そして撮影フローも異なってきます。
また、物件撮影ではスピードも重要。限られた時間の中で多くのカットを仕上げるため、空間を瞬時に観察し、最も魅力的に見える構図を即座に判断する力が求められます。
2件の撮影を終えた今日も、現場ごとに「見せ方の最適解」は違うと実感しました。
限られた時間と条件の中で、空間の印象をどう作るか。これからも一つひとつの現場で、最良のバランスを探っていきたいと思います。
空間の見せ方については、建築撮影の立場から整理した記事もあります。より専門的な視点は、玄彩舎のブログ「空間の見せ方を考える」をご覧ください。
Equipment
Body: α7RIII
Lens: FE 12-24mm F4 G